でも、本気で家計を見直したいと思っているなら、家計簿に記録することは必須です。
現状を知れば問題点がわかり、解決策も見えてきますよ!
目次
家計の知恵袋オリジナル家計簿の特徴は?
当ブログオリジナル家計簿には、3つの特徴があります。
- エクセルがなくても使用できる
- スマホで入力できるから、その場ですぐに入力できる
- 自動的に月別集計やグラフが作成される
以下でそれぞれの特徴について紹介していきます。
※Googleスプレッドシートに移動します。
エクセルがなくても使用できる
当ブログオリジナル家計簿は、GoogleスプレッドシートとGoogleフォームを使用します。
Googleスプレッドシートはエクセルのような表計算ソフトですが、GoogleのIDがあれば、どなたでも無料で使用することができます。
同様にGoogleフォームも、GoogleのIDがあれば無料で作成可能です。
ですので、パソコンにエクセルがなく、パソコンで家計簿を管理することをあきらめていた人でも使うことができますよ。
スマホの画面と比べ、パソコンの画面は大きいです。
ですので、スマホアプリの家計簿ではやりづらかった家計の分析がやりやすくなります。
スマホで入力できるから、その場ですぐに入力できる
Googleフォームを使うと、無料でアンケートフォームを作ることができます。
このアンケートフォームはブラウザ上で動作するので、パソコンはもちろんスマホでも動作します。
スマホの画面は小さいので、スプレッドシートに直接記入するのは、なかなか大変です。
ですが、Googleフォームを使うことによって、スマホでも楽に記入することができるようになります。
また、スマホで入力できると、お金を使ったその場で入力することができますよね。
なので、あとから記入するめんどくささやレシートがなくなった時のストレスから解放されます。
自動的に月別集計やグラフが作成される
基本的に作成したGoogleフォームに入力するだけで完結です。
入力したデータをパソコンで編集する必要はありません。
そして、入力したデータは、自動的にスプレッドシートに反映されます。
また、反映されたデータは自動的に日単位や月単位、年単位に集計されます。
さらに、表やグラフも作成されるので、家計の分析も簡単に行うことが可能です。。
オリジナル家計簿テンプレートを使ってみる
オリジナル家計簿を使えるようにするためには、
- オリジナル家計簿テンプレートのダウンロード
- 入力フォームの作成
- オリジナル家計簿と入力フォームの連動
以上をする必要があります。
入力フォームの作成に15分程度お時間がかかってしまいます。
ですが、家計簿への入力をグッと楽にできるのでぜひ作成してください。
オリジナル家計簿テンプレートのダウンロード
まずはGoogleドライブにアクセスし、家計簿用のフォルダを作ります。
Googleドライブを開いたら、右クリック⇒新しいフォルダをクリックして「家計簿」というフォルダを作成してください。
これでGoogleドライブ内に家計簿用のフォルダを作ることができました。
次に、オリジナル家計簿のテンプレートに移動します。
※Googleスプレッドシートに移動します。
アクセスするとGoogleスプレッドシートが表示されます。
表示されているスプレッドシートの左上にある「ファイル」をクリックしてください。
クリックすると、メニューが表示されるので、「コピーを作成...」をクリックします。
ファイル名が「家計簿入力フォーム(回答) のコピー」と表示されます。
「 のコピー」部分を削除して「家計簿入力フォーム(回答)」にファイル名を変更してください。
フォルダは、先ほど作成した家計簿フォルダに設定します。
家計簿テンプレートのコピーが終わったら、Googleドライブの家計簿フォルダに移動し、コピーができているか確認してください。
コピーができていれば、ダウンロード完了です。
入力フォームの作成
家計簿テンプレートのダウンロードの次は、入力フォームの作成です。
直接スプレッドシートに入力することも可能ですが、スマホの小さい画面で入力するのはかなり大変です。
家計簿が続かない原因となるので、入力フォームを作っておきましょう!
ポイント
2019年版を使用している方は、2020年版でも同じ家計簿入力フォームを利用することができます。
入力フォームの新規作成
家計簿フォルダ内で右クリック⇒その他⇒Googleフォーム⇒空白のフォームをクリックすると新しいフォームが作成されます。
フォームのタイトル変更、収入・支出の選択肢作成
それでは、入力フォームの内容を作成していきましょう。
まずは、Googleフォーム名を、「家計簿入力フォーム」に変更します。
赤枠の無題のフォームをクリックし、「家計簿入力フォーム」と入力してください。
左上の赤枠部分をクリックすると、自動的にファイル名が変更されます。
ファイル名が変更されたら、無題の質問をクリックし、「日付」と入力してください。
そして、「日付」と入力した右側のラジオボタンをクリックして、日付を選択します。
回答の方式がカレンダーから選択する方式に変更されます。
(※一部のスマホではカレンダーが表示されず、入力する方式になります。)
次に、右下にあるスイッチボタンをクリックして、日付の回答を必須にします。
日付部分の設定は以上となりますので、+マークをクリックして新しい項目を追加してください。
新しい項目が追加されるので、質問部分に「収入・収支」と入力します。
入力した右側の記述式をクリックし、プルダウンを選択してください。
プルダウンを選択すると、選択肢の入力が可能になるので、1.に「支出」2.に「収入」と入力します。
また、日付の項目と同様に右下のスイッチボタンをクリックし、回答必須にしてください。
次は、選択肢によって入力する項目を変えるための設定を行います。
スイッチボタンの右側にある三点リーダーをクリックしてください。
クリックするとメニューが表示されるので、その中にある「回答に応じてセクションに移動」を選択します。
これでいったんは設定終了です。他の項目の作成が終わった後に再度設定をします。
最後に赤枠部分をクリックし、新しいセクションを追加してください。
収入項目の作成
セクションの追加をクリックしたので、新しいセクションが追加されたかと思います。
まず、無題のセクション部分に「収入」と入力し、新しい項目を追加してください。
次に、収入の種類を選択する項目を作成します。
質問部分に「種類」と入力してください。
種類と入力した右側のラジオボタンをクリックし、プルダウンに変更します。
プルダウンに変更したら、選択肢を入力していきます。
選択肢の番号 | 名称 | 選択肢の番号 | 名称 |
1. | 給与 | 2. | 副業 |
3. | 娯楽 | 4. | 臨時収入 |
5. | その他 |
注意ポイント
対応する選択肢の番号に正しく名称を入力しないと、家計簿に反映されなくなってしまいます。
選択肢の入力が終わったら、これまでと同様に、スイッチボタンをクリックし、回答を必須にして、新しい項目を追加してください。
質問部分に「収入金額」と入力してください。
右側の回答方式が自動的に記述式に変更されます。
もし変更されない場合は、ご自身で変更してください。
また、回答の検証が追加されますが、不要なので削除します。
収入金額の項目についても、回答を必須にし、新しいセクションをクリックしてください。
最後に、「次のセクションに進む」をクリック⇒「フォームを送信」をクリックしてください。
これで収入項目の設定は完了です。
支出項目の作成
新しく追加されたセクションの設定を行っていきます。
まず無題のセクションの部分に「支出」と入力し、新しい項目を追加してください。
新しい項目の質問部分に「費目」と入力します。
費目と入力すると、右側の回答方式が自動的にプルダウンに変更されます。
もし変更されない場合は、手動でプルダウンに変更してください。
次に選択肢の入力をします。
以下の表の選択肢の番号と名称を一致させる形で入力してください。
選択肢の番号 | 名称 | 選択肢の番号 | 名称 |
1. | 食費 | 2. | 雑費・日用品費 |
3. | 交通費 | 4. | 娯楽費 |
5. | 交際費 | 6. | 教育費・教養費 |
7. | 被服費 | 8. | 自動車関連費 |
9. | 医療費 | 10. | 住宅関連費 |
11. | 水道光熱費 | 12. | 通信費・携帯代 |
13. | お小遣い | 14. | 年金・保険料等 |
15. | 特別費 | 16. | その他 |
17. | 貯金 |
注意ポイント
対応する選択肢の番号に正しく名称を入力しないと、家計簿に反映されなくなってしまいます。
選択肢の入力が終わったら、スイッチボタンをクリックして回答を必須にし、新しい項目を追加します。
追加された項目の質問部分に「支払方法」と入力してください。
支払方法と入力すると、回答方式が自動的にプルダウンに変更されます。
もし変更されない場合は、手動で変更してください。
次に選択肢を入力していきます。
選択肢の番号 | 名称 | 選択肢の番号 | 名称 |
1. | 現金 | 2. | クレジットカード |
3. | 電子マネー | 4. | 口座振替 |
5. | その他 |
注意ポイント
対応する選択肢の番号に正しく名称を入力しないと、家計簿に反映されなくなってしまいます。
各選択肢の入力が終わったら、これまでと同様にスイッチボタンをクリックし回答を必須にして、新しい項目を追加してください。
次は、支払金額の項目の設定を行います。
新しく追加された項目の質問に「支払金額」と入力します。
収入金額と同様に、回答方式が自動的に記述式に変更されます。
自動的に変更されない場合は、手動で変更してください。
支払金額の項目も回答の検証は不要なので、削除します。
最後に、スイッチボタンをクリックして、回答を必須にしてください。
これで支払項目の設定は完了です。
収入・支出の選択によって入力の項目を変える設定
初めに作成した「収入・支出」の項目に戻ります。
支出の横にある「次のセクションに進む」をクリック⇒「セクション 3(支出)に移動」を選択してください。
同様に、収入の横にある「次のセクションに進む」をクリック⇒「セクション 2(収入)に移動」を選択します。
お疲れさまでした!入力フォームの完成です!
フォームのデザイン変更(任意)
Googleフォームでは、簡単にデザインを変更することができます。
お好きな色やお気に入りの写真などでカスタマイズして、入力するのが楽しみになるフォームにしちゃいましょう!
もちろんデフォルトのままでも大丈夫ですので、めんどくさいと感じる方は飛ばしてOKです。
まずは、右上にあるパレットマークをクリックします。
パレットマークをクリックすると、右側にテーマオプションが表示されます。
お好きな色やヘッダー画像、フォントを選んでください。
ヘッダー画像は、既存のものだけではなく、ご自身の写真などもアップロードして使用することができます。
気に入ったデザインだと、家計簿をつけることも苦になりません。
ぜひお気に入りのデザインにカスタマイズしてみてください!
オリジナル家計簿と入力フォームの連動
家計簿入力フォームが完成したら、次はテンプレートと連動させる設定を行います。
まずは、家計簿入力フォームから設定していきましょう。
家計簿入力フォームにアクセスし、「回答」をクリックします。
移動したページにある三点リーダーをクリックし、「回答先を選択」をクリックしてください。
回答先を選択する画面が表示されます。
先ほどダウンロードしたオリジナル家計簿のスプレッドシートを利用するので、「既存のスプレッドシートを選択」を選択し、選択ボタンをクリックしてください。
スプレッドシートを選ぶ画面に移るので、ダウンロードしたオリジナル家計簿のテンプレート(家計簿入力フォーム(回答))を選択します。
これで、家計簿入力フォームの設定は終了です。
次は、スプレッドシートの設定を行います。
ダウンロードした家計簿テンプレート(家計簿入力フォーム(回答))を開いてください。
下部に「フォームの回答 〇」というシートが追加されています。
このシート名が「フォームの回答 1」であれば設定を変える必要はありません。
「フォームの回答 1」以外であれば、名前を変更する必要があります。
年間集計以外のシートに移動してください。下部にあるタブをクリックすると移動できます。
移動すると「#REF」と表示されているセルがあるのでクリックしてください。
クリックすると上部に関数が表示されます。
表示されている関数の中にある「フォームの回答 1」をコピーします。
windowsの場合、CtrlとCの同時押し、macの場合、commandとCを同時に押すことで、選択部部をコピーすることができます。
下部にあるタブを右クリックすることでシート名を変更することができます。
画像の例だと、「フォームの回答 2」のタブを右クリック。
メニューが表示されるので、「名前を変更...」を選択します。
シート名が選択されている状態になるので、ペースト(貼り付け)をしてください。
ペーストし、シート名が「フォームの回答 1」となったらエンターキーを押します。
コピーしたものをペースト(貼り付け)する方法は、windowsの場合、CtrlとV、macの場合、commondとVを同時押しです。
動作確認
最後に動作確認を行います。
家計簿入力フォームを開き、上部にある送信をクリックしてください。
表示された画面の中にある、リンクマークをクリックします。
URLが表示されるのでコピーしてください。
新たにブラウザを開き、コピーしたURLをペーストし、家計簿入力フォームにアクセスします。
ポイント
家計簿への入力はこのURLのページから行います。お気に入りに追加しておくと次回以降のアクセスが簡単になります。スマホのお気に入りにも追加しておきましょう。
その際、URLが長くて入力するのがめんどくさいと思います。そんなときは、「URLの短縮」にチェックを入れると短いURLが表示されます。
家計簿入力フォームに従って、適当にテストデータを入力していきます。
データの入力が終わったら、スプレッドシートの家計簿入力フォーム(回答)を開いてください。
連動できていると、入力したデータがスプレッドシートに反映されています。
入力したデータの日付の月のシートに移動し、「#REF」と表示されているセルをダブルクリックします。
正しく設定がなされていると、こちらにもデータが反映されます。
データが反映されていることが確認出来たら、テストデータは削除してください。
フォームの回答 1のシートに移動して、データが表示されている行を選択します。
列が選択できたら右クリックし、行の削除を選択します。
これでスプレッドシート上のデータが削除できました。
次に、家計簿入力フォームにあるテストデータを削除します。
家計簿入力フォームを開き、「回答」をクリックしてください。回答ページに移動したら、「個別」をクリック。
回答別にデータが表示されるので、ゴミ箱マークをクリックし、テストデータを削除していきます。
家計簿入力フォーム上のテストデータの削除が終われば、動作確認は終了です。
まとめ
お疲れさまでした。すべての準備が終了しました。
ここまでお読みいただけたということは、入力フォームの作成もしていただけたかと思います。
せっかく作成したのですから、少なくとも1か月は家計簿をつけてみてください。
1か月家計簿をつけるだけでも、どんなものに多くお金を使っているのか、無駄遣いはしていないかなどの傾向を知ることができます。
お金の使い道の傾向を知ることができたら、おのずと解決策も見えてきますよ。
ぜひ家計簿テンプレートを有効活用してくださいね。
※Googleスプレッドシートに移動します。